今年になって久しぶりに2回行った香港。短期間の滞在ですが感じたのは、香港は香港らしくいたいと、誇りを持って素晴らしい文化を示そうという気概を色々な所から感じたことです。
台湾がレトロというと日治時代の、となりますが、香港だとイギリスになるわけですね。今回は大館という、本場スコットランドのタータンチェックの生地を使うテーラーメイドのお店があったり、スノッブな洋風の飲茶レストランなど、とても雰囲気のある所に行きました。
大館は、昔の警察本部や監獄を改装した所で、そこでアート、文化などを感じることができます。
私はチムサーチョイ、つまり九龍半島側に泊まっていたので、まずフェリーで香港島にわたり(無茶苦茶気持ちが良かった!)、そのまま屋根のある渡り廊下を歩いてIFCというショッピング・モールに行き、キンキンの冷房でちょっと涼んで、そこからまた渡り廊下を歩くと、メイド・イン香港物が色々あるマーケットがあるビル、そこを出ると、あのウォンカーワイ監督作品でおなじみのミッドレベル・エスカレーターで大館まで行けてしまう、というさすが香港!
そして、この中にあるレストランで飲茶をいただき、その後、これが主な目的だったのですが、大館で行なわれている展覧会<光影邊緣─香港電影的臥底世界>に行きました。香港映画の、いわゆるアンダーカヴァーものの作品を取り上げ、セットの展示、作品や俳優の説明が展示されています。「男たちの挽歌」「インファナル・アフェア」などなど、香港映画好きにはたまらない展覧会でした。
私はすぐに見られたのですが、友人は何時間後じゃないと入れない、と言われ断念したと言っていました。余裕を持っていらしていただければと思います。入場料は25香港ドルです。10月5日まで開催されています。

光影邊緣—香港電影的臥底世界 | 大館
由於展覽反應熱烈,訪客或需排隊輪候入場,現場將因應實際情況實施人潮管制。建議訪客預先透過Klook網站購票,以便盡快安排入場。 光影,建構出黑白,創造出電影。 黑白,象徵了善惡;電影,是衝突的舞台。善惡之間的衝突,是永恆的戲軌,緊扣觀眾心弦...
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